便利な機能
本器の便利な機能と参照先を紹介します。
突発的な現象を捉えたい
長い記録から異常を探すのは大変。異常のときだけ記録をしたい。
トリガ機能
トリガ機能
異常となるレベルを指定し、その条件を満たしたときに記録を開始します。
トリガ機能で、記録の開始や停止を制御できます。
波形と値とコメントを同時に見たい
波形と数値を同時に見たい。何のデータなのか、コメントも表示したい。
波形画面の切り替え
波形の表示
WAVEキーで、波形画面を切り替えられます。
波形とともに数値やコメントも表示できます。
波形から値を読み取りたい
波形から値を読み取りたい。2点間の電位差や時間差を知りたい。
A/Bカーソル
A/Bカーソルを使う
A/Bカーソルで、波形から測定値や時間の読み取りができます。
AカーソルとBカーソルとの間の電位差と時間差も読み取ることができます。
測定した波形の特徴を捉えたい
最大値、最小値など、波形の特徴を把握したい。
数値演算機能
数値演算を実行する
数値演算で測定した波形の特徴を把握できます。
「最大値」、「最小値」、「平均値」など13種類から10個の演算ができます。
温度の上昇分だけ記録したい
周囲の温度より、何度高くなっているのか知りたい。
波形演算機能
波形演算を実行する
U1-1で測定対象の温度を計測し、U1-2で周囲の温度を計測します。
波形演算「 W1 = U1-1 − U1-2 」で、測定対象の温度上昇を記録できます。
高温になったら、装置を止めたい
装置の温度を監視して、高温になったら装置を止めたい。
警報(アラーム出力)機能
警報(アラーム出力)の設定をする
しきい値を設定し、そのしきい値以上になると警報信号を出力できます。
警報出力は、装置に警報発生の伝達および警告灯の制御に使えます。
傾き
設定した時間の間、入力信号の変化率が、指定した時間当たりの変化率を上回った時に警報出力
事務所で測定状況を確認したい
現場と事務所はLANで接続。事務所のPCで測定状況を確認したい。
HTTPサーバー
HTTPサーバーで遠隔操作をする
現場で測定中に、事務所のPCでLR8450の遠隔操作ができます。
リアルタイムにデータを見ることができ、波形データも取得できます。
PCの画面(遠隔操作)
ひずみを1 msサンプリングで計測したい
圧力、加速度など、ひずみゲージ式変換器の出力を記録したい。
U8554 ひずみユニット、LR8534 ワイヤレスひずみユニット
オプション
ブリッジボックス内蔵です。1 msのサンプリング間隔で、ひずみを記録できます。
CAN信号を記録したい。測定値をCANで出力したい
車速などのCAN情報を記録したい。LR8450の測定値をCAN出力したい。
U8555 CANユニット、LR8535 ワイヤレスCANユニット
オプション
最大2000チャネルのCANデータを記録でき、直結ユニットの測定値をCANバスに出力できます。
LR8450-01, U8555, LR8535 CAN測定
センサーの値で直読したい
0 V ~ 5 Vで出力する湿度センサーの値を、湿度の値(% rh)で表示したい。
スケーリング機能
スケーリング機能を使う
スケーリング機能で、電圧値を湿度の値に変換できます。(変換比:20、単位:% rh)