測定条件を設定する

記録間隔や記録時間など各種機能を設定します。

測定中に設定はできません。測定を停止して設定をしてください。

 

記録方法を選択できます。

連続記録

記録時間の設定を[連続記録]にします。

STOPキーを押すまで記録を継続します。トリガで記録を停止できます。

トリガ機能を有効にする

時間指定記録

記録時間の設定を[時間指定]にします。

記録する時間(記録長)を指定します。指定した時間の記録をすると、記録を停止します。STOPキーまたはトリガで、記録を途中で停止できます。

繰り返し記録

繰り返し記録の設定を[ON]にします。

記録停止(停止トリガ条件で停止、または記録時間分測定終了)後に記録を再開します。STOPキーを押すまで記録を繰り返します。繰り返し記録の設定が[OFF]の場合、1回で記録を終了します。

 

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1 [タイトルコメント]に、タイトルコメントを入力する(任意)

取扱説明書 詳細編「1.8 コメントを入力する『タイトルコメント』」

2 [測定開始][測定停止]の設定をする

指定日時に測定を開始できます。測定開始後、トリガの設定により記録を開始します。

指定日時に測定を停止できます。測定停止と同時に記録は停止します。

測定の開始と停止の間に、トリガ条件により記録を開始または停止します。

  • 測定開始:測定を開始し、トリガを待っている状態

  • 記録開始:トリガがかかり、記録を開始している状態

測定開始

手動

STARTキーまたは外部I/Oで測定を開始します。

時刻

指定日時に測定を開始します。

年-月-日 時:分

STARTキーで波形画面に移動し、指定日時まで測定開始待ちになります。

STARTキーを押したときに指定日時を過ぎていた場合、測定を開始します。

測定停止

手動

STARTキーまたは外部I/Oで測定を停止します。

時刻

指定日時に測定を停止します。

年-月-日 時:分

測定中にSTOPキーを押すと、停止の時刻設定をしていても測定を停止します。

3 [記録モード]で、記録する内容を選択する

ノーマル

内部クロックに同期して、データを記録します。

[ノーマル]に固定で、選択できません。

4 [記録間隔]で、データを取り込む間隔を選択する

例:[10 ms]を選択すると、10 ms間隔(1秒間に100回)でデータを取り込みます。

1 ms☑*1, 2 ms*1, 5 ms*1, 10 ms, 20 ms, 50 ms, 100 ms, 200 ms, 500 ms,

1 s, 2 s, 5 s, 10 s, 20 s, 30 s,

1 min, 2 min, 5 min, 10 min, 20 min, 30 min,

1 h

  1. *1

    1 ms/Sユニットを使用時だけ設定可能

    (U8553, U8554, U8556, LR8533, LR8534, LR8536のユニットが1台でも存在し、測定がONのとき)

記録間隔と自動保存の設定、CANユニットの有無により、使用できるチャネル数に制限があります。

取扱説明書 詳細編「3.3 データを保存する『自動保存(リアルタイム保存)』」

5 [繰り返し記録]で、記録動作を繰り返すかどうか選択する

OFF

1回の記録で測定を終了します。

ON

記録を繰り返します。

STOPキーを押すと、測定を終了します。

6 [記録時間]で、記録する時間(長さ)を設定する

時間指定

記録する時間を設定します。(最大:500日)

日、時、分、秒

連続記録

STOPキーを押すまで、測定を続けます。

トリガで測定を停止することもできます。

トリガ機能を有効にする

[時間指定]を選択した場合は、設定できる最大時間と記録されるデータ数が表示されます。記録できる最大時間は、使用するチャネル数、記録間隔により変動します。

[連続記録]を選択した場合は、内部バッファーメモリーの最大容量を超えると、内部バッファーメモリーの過去データを消去しながら測定を続けます。消去されたデータは残らないため、自動保存をお勧めします。

取扱説明書 詳細編「3.3 データを保存する『自動保存(リアルタイム保存)』」

7 [警報元データ記録]で、警報時に警報元チャネルを記録するかどうか選択する

警報を使用する場合、警報元チャネル(警報発生の原因となったチャネル)の情報を保存できます。

OFF

警報元チャネルを保存しません。

ON

警報元チャネルを保存します。

データの種類により保存される内容は異なります。

取扱説明書 詳細編「11.8 テキスト形式のフォーマット」

警報元チャネルを保存するとファイルサイズが大きくなるため、必要に応じて設定してください。

CANチャネルの警報元情報は記録されません。

8 [同期運転]で、プライマリー/セカンダリーを選択する(必要に応じ)

複数台の本器を同期させて測定ができます。

取扱説明書 詳細編「8.3 同期入出力端子(SYNC)の設定をする」

プライマリー器として1台、セカンダリー器として4台まで割り当てることができます。

プライマリー器からのSYNC信号をセカンダリー器が受信し、プライマリー器のサンプリングクロックに同期して運転します。

OFF

同期運転をしません。

プライマリー

本器をプライマリー器にします(1台のみ)。

セカンダリー

本器をセカンダリー器にします。

記録時間が[時間指定]で、繰り返し記録が[ON]の場合

指定した時間分を記録したあと、次の記録を開始するまでの間に、内部処理の時間がかかります(デッドタイム)。その間は記録されません。

 

 

記録時間を[連続記録]に設定し、ファイル分割ありで自動保存を行うと、デッドタイムが無く記録できます。保存するデータファイルは、任意の時間で分割できます。