ロガーユーティリティを使う
本器には、アプリケーションソフト「ロガーユーティリティ」が付属しています。
PCにロガーユーティリティをインストールすると、PCで本器の設定や操作、波形の観測ができます。
次のメリットがあります。
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PCでリアルタイムにデータを収集でき、波形と数値をすぐに確認できます。
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測定データを解析できます。
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測定データを変換(バイナリー形式 → CSV形式)できます。
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PCで起動中のExcelファイルに、波形データをリアルタイムに転送できます。
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本器はもちろん、既存のロガーも含めて5台までを操作できます。
ロガーユーティリティの対応機種
LR8450, LR8450-01, LR8400, LR8401, LR8402, LR8410, LR8416, LR8431, LR8432, 8423
ロガーユーティリティのインストール方法や操作方法については、付属のDVD内の「ロガーユーティリティ 取扱説明書」(PDFファイル)をご覧ください。
記録間隔が1 msから5 msのときは、リアルタイムにデータを収集できません。また、測定ONのアナログチャネルが601チャネル以上のときは、リアルタイムにデータを収集できません。
無線ユニットの通信が遮断されてデータを送信できなかった場合、
となることがあります。無線通信が回復してもデータは復旧しません。CANユニット(U8555、LR8535)はリアルタイムにデータ収集できません。また、本器でバイナリー形式(MEM)で保存したファイルを、ロガーユーティリティで開くことはできません。バイナリー形式(MEM)で保存したファイルでCANユニットのデータを含むものは、GENNECT Oneで開くことができます。
ロガーユーティリティで測定を開始した場合、本器の波形表示は負荷軽減のため間欠になります。
次の場合、本器とロガーユーティリティでは数値の扱い方が異なるため、数値演算結果や波形演算結果が異なることがあります。
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測定可能範囲を大きく超えた場合(+OVER、−OVER)
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一時的に通信ができなくなった場合(NO DATA)
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温度測定時に熱電対の断線を検出した場合(断線検出)
関連動画
ロガーユーティリティの使用方法を動画で紹介します。
ロガーユーティリティの関連動画