湿度センサの結線

対象ユニット:U8550、U8551、U8552、LR8531

用意するもの:マイナスドライバー(刃先幅 2.6 mm)、Z2000 湿度センサ

1 端子台カバーを開く

2 Z2000 湿度センサの電源ケーブルを、外部制御端子の電圧出力端子1または2に接続する

赤色ケーブルを「VOUTPUT1端子またはVOUTPUT2端子」に、黒色ケーブルを「GND端子」にそれぞれ接続します。最大120本のZ2000に電源を供給できます。

 

 

Z2000へ電源を供給する場合は、電圧出力端子1または2を[12 V]に設定してください。

取扱説明書 詳細編「8.1 電圧出力(VOUTPUT)の設定をする」

 

LR8531は、Z2000の電源端子に接続できます。最大15本のZ2000に電源を供給できます。
赤色ケーブルを「+端子」に、黒色ケーブルを「-端子」にそれぞれ接続します。

 

3 Z2000の測定ケーブルを、入力チャネルのプッシュ式端子またはねじ端子に接続する

黄色のケーブルを「+端子」に、緑色のケーブルを「-端子」にそれぞれ接続します。

 

4 ケーブルを軽く引き、抜けないことを確認する

5 測定対象物にZ2000を設置する

6 端子台カバーを閉じる

注意

Z2000 湿度センサをほこりの多い環境や水のかかる環境下で使用しない

Z2000 湿度センサは防じん・防水構造ではありませんので、破損するおそれがあります。

  • 通常の使用条件であっても、Z2000 湿度センサの感度や精度は劣化していきます。確度仕様内の測定を維持するために、開封後1年使用しましたら、新品に交換されることをお勧めします。

  • 使用(保存)環境を外れた場合、1年以内でもZ2000 湿度センサの精度が劣化し、正しい測定ができなくなります。

  • Z2000 湿度センサは、原理上、有機ガス(ケトン、アセトン、エタノール、トルエンなど)が発生する環境に置くと、センサ表面が汚染され、湿度の測定誤差が大きくなる場合があります。

  • 使用および保管において、Z2000 湿度センサが高濃度の化学溶媒に長時間さらされないようにしてください。

  • 塩化ビニルや梱包材から発生する有機ガスによっても汚染されることがあります。

  • Z2000 湿度センサを使用しないときは、お届けしたときのポリ袋に乾燥剤と一緒に密封し、冷暗所に保存してください。

  • 結露しないように注意してください。特に温度が急激に変化するような環境では結露しやすくなります。

  • 使用(保存)環境を外れた場合のトラブルは保証できません。

  • 湿度が変化(低湿から高湿、または高湿から低湿)すると、ヒステリシスのため、 測定値に影響を与えます。Z2000 湿度センサは約3% RHの範囲で、測定値に影響を与えます。